【ジャンク修理】Beats Studio3 Wirelessのヘッドパーツとイヤーパッドを交換-8,000円チャレンジ
Beats Studio3 Wirelessのジャンク品を入手
フリマアプリにて「Beats Studio3 Wireless」のジャンク品を入手。
説明欄によると、ヘッドが折れ曲がっておりアロンアルファで修復を試みたが、修理できない個体となる。
そのため、バッテリーや左右から音が出る、充電ができる等の基本動作は無事なようです。
海外製品の多くは、ネット上に互換製品が販売されているので、修理を実施してみる。
忠告として、本サイトではジャンク修理を推奨しているわけではありません。
ジャンク修理は、バッテリーの加熱や修理中の怪我などが発生するため、自己責任でお願いします。
あくまでも本記事は修理記録として公開していることをご了承ください。
購入したジャンク品Beats Studio3 Wirelessの状態
今回購入した「Beats Studio3 Wireless」の状態をご紹介しよう。
まず、全体的な印象はこちら。
このようにヘッドも破損しており、イヤーパッドもぼろぼろです。
ただ、肌に触る部品はすべて交換するので、丁度良いです。
アームパーツですが、中を開けると断線等はありませんでした。
ただし、この中のスポンジと透明なプラスチックパーツに謎の粘りがありました。
そのため、ここでアームパーツをすべて交換したいと改めて決意できました。
ジャンク部品であるヒンジパーツの折れ曲がりですがこのようになっております。
こちらがジャンク詐欺ポイントなのですが、プラスチックが折れ曲がっていると書いたあったんですけど、正しくはプラスチックは無事でした。
下の画像のようにネジが無くなっているため固定されていない個体でした。
そのため、この個体に関しては、ネジとイヤーパッドを交換するだけで修理は完了します。
ですが、肌に触れるパーツを全部交換したかったので、今回はアームパーツをすべて交換します。
分解をしているうちに下の小さなパーツがポロリと落ちました。
これは、ヒンジ部分のプラスチックパーツとなります。
恐らく、すでに壊れていたがアームパーツで固定されていて今まで落ちなかったのだと思います。
このパーツは修復しなくても折り曲げなどに支障はなさそうですが、一応修理していこうと思います。
Beats Studio3 Wirelessの分解
「Beats Studio3 Wireless」の設計は至ってシンプルで、ネジでアームが固定されております。
アームの分解も爪でハマっているだけですので、パキパキと外すとこのような状態となります。
イヤーパッドも接着剤でくっついているだけですので、力技で剥がすだけで下のとおり外すことができます。
イヤーパッドを取り付ける際も、両面テープで取り付けるだけですので、イヤーパッドは誰でも簡単に交換することができるでしょう。
ここまでで必要なパーツがざっくりと以下であることがわかりました。
- イヤーパッド
- アームパーツ
おまけでイヤホンケーブルとケースも注文しようと思います。
ここまでが分解工程であとは、修理パーツが届くまで待機です。
Beats Studio3 Wirelessの修理を開始
パーツが届き始めたので、「Beats Studio3 Wireless」の修理を開始します。
まずは、ヒンジ部分の小さなパーツをプラリペアで修復していきます。
プラリペアでの型採り君での修復も検討したんですけど、うまく型採りができなかったので割愛。。。
プラリペアで修復した結果がこちらとなる。
若干白い部分が目立ってしまうが、接着はできている。
正直、このパーツはなくても良さそうなので、気になるようだったら外そうと思う。
そして、今回届いた互換パーツがこちらとなる。
ここで失敗なんだけど、今回用意した「Beats Studio3 Wireless」のカラーはブラックとレッドだったんだけど、誤って購入したアームの文字がゴールドだった。。。
完全なる注文ミスなんだけど、上に記載のとおりアームのプラスチックパーツは壊れていないことと、ギリギリ肌に触れないパーツなので、気になるようだったら元に戻そうと思う。
ひとまず、ジャンク修理記念として「Beats Studio3 Wireless」初のブラック&レッド&ゴールドモデルを作成していく。
また、海外から取り寄せていたイヤホンケーブルだけど破損していました。
以下のように操作するためのボックスが空いており、中のプラスチックが折れ曲がっております。
幸いワイヤレスヘッドフォンなのでおまけ程度でイヤホンケーブルを注文していたので、返金対応でお願いした。
海外注文は気をつけるように。
修理だが、アームパーツをケーブルを挟んでネジ止めしたらすでに原型が完成する。
ここで、左のプラリペアが最大級にダサくなってきたので、第3者にはパーツ修理をおすすめしたくなくなっている。
ひとまず、ヒンジも問題なく折れるため、アームパーツの修理が完了した。
そして、違和感を最大級に表しているゴールドの文字がこちら。
一言で人前でつけて歩きたくない。
あとは、両面テープでイヤーパッドを装着すると完成。
ここで、ほぼ外装は新品パーツで構成されていて気分は最高。
完成された「Beats Studio3 Wireless」の写真を乗せる。
Beats Studio3 Wirelessの外観チェック
今回修理したBeats Studio3 Wirelessの外観をチェックしていく。
このとおり全体的にきれいである。
あたりまえだが、ほとんどの外装を変えたので新品同等である。
そして、新品に見えるがゆえのゴールドの文字もむしろ気に入ってきている。
ハードウェアとしての基本動作もチェックしていくために、ヒンジのテストをする。
まずは、デフォルト状態。
左右対称な設計となっており、美しく思える。
イヤーパッドも新品なので見た目が良い。
なお、ここでプラリペアで修正した一部が気になったので、バリを取っている。
続いてアームの延長はこちら。
アームの延長も限界まで可能である。
この時点で使用してみましたが、ペアリングも左右の音も問題ありませんでした。
頭につけたときの違和感もありません。
続いて、ヒンジの折り曲げ検証。
ヒンジの折り曲げも問題ないですね。
社外製のヘッドフォンケースを注文しているので、これで外出先にも持っていけます。
最後に左右のデザイン。
左右に関しては若干使用感がありますが、許容範囲でしょう。
そして当たり前だが、「Beats Studio 3 Wireless」という4万円近いブランド価値があるロゴが気に入っている。
俺はstudio 3だぞという強調がたまらない。
最後に今回かかった費用ですが、約8,000円となります。
「Beats Studio 3 Wireless」の定価が47,800円であるため、格安で入手することができた。
修理しての感想だが、パーツを輸入しているため安く済んでおりますが、トラブルが苦手な人はAmazonなどが良いでしょう。
今回購入したパーツは、Amazonでも同じようなものが売っておりますので、リンクを張っておきます。
修理に使用したプラリペアと型とり君はこちらです。
レビューに関しては、姉妹サイト「News Coffee」にて発信しようと思いますので、そちらもよろしくおねがいします。