2023年1月に考えるシステムエンジニアとしての開発環境
現在のPC構成
2022年頃から世界的に様々な分野で技術革新や文化が大きく変わってきた。
もちろん、PCなども大きく変わっており、Macで言うとRaspberry Piなどにも採用されているARMプロセッサが採用されたことが大きな変更点である。
現在、筆者が使用しているメインPCは別の記事でも紹介している「Macbook Pro 2017 非Touch Bar」モデルとなる。
スペックは以下のとおりとなる。
- CPU Intel Core i7
- メモリ 16GB
- ストレージ 512GB -> 1TB
バッテリー交換を2022年1月にAppleにて実施したが、SSDの交換のためか2,3時間ほどしかバッテリー駆動することができない。
※chromeでタブを20個は開き、dockerやvscode、kindleなど重い使い方はしている。
さらに自宅で使う場合は、FHDのモニターを2枚で使用することを想定している。
こうなってくると、2023年1月時点でどのような構成を考えることができるのか?を検討していきたい。
2023年1月に候補としたいPC構成
2023年なので、PCに求めたい性能や譲れない点はこのように考えたい。
- ノートPCであること
- バッテリー駆動時間が長いほうがいい
- 処理性能は今よりも欲しい
- TouchBarは非搭載
- メモリは16GB以上
- ストレージは512GB以上
- キーボードはUS配列
- ディスプレイは2枚出力可能で4K以上
- 本体のディスプレイサイズは、13~14インチであること
- 重量は1kg前後
- 価格も20万前後
- 可能であればmacOSであること
なお、可能であればARM環境でも64xのwindows 11が動いたほうが嬉しい。
が、どの仮想化ソフトにおいてもARM向けにソフトを出しているが、ARM版windowsしか動かすことができない。
ARM版windowsに関しても、macのようにx64のソフトをエミュレートして動かすことができない。
さらに現時点ではARM版windowsは、法人向けに販売しているのもどちらにしても厳しいので、ARM版Macで64xのwindows 11を動かすことは諦めることとなる。
windowsは置いておいて、macbookで検討してみる
現在のMacbookの価格を比較する。
ひとまず、希望しているmacbookの価格を比較してみる。
いずれも、USキーボードを希望しているため、定価で考える。
AirとProで比較することとなるが、CPUはそのままでメモリ16GBとストレージを512GBとして計算する。
まずは、Macbook Air M2をメモリ16GBとストレージを512GBへアップグレードしたところ、220,800円(税込)となった。
円安時代の価格ということもあり、Macbook Airなのに20万超えは若干引いている。
対して、チップはM1とグレードダウンしているが、macbook Pro m1は、デフォルトでメモリ16GBのストレージ512GBのモデルで274,800円(税込)が存在している。
このことからMacbook AirとMacbook Proでは約5万円ほどの差額ということがある。
価格以外で比較したときの懸念点は以下のとおりとなる。
- Airにはファンが無いが、Proにはある
- Proの方はM1チップと世代的には1つ前
- Proはデュアルディスプレイができるが、Airはできない(機器とソフトでカバーできるが、指紋認証が使えないなどの弊害が出る)
- 重量はAirが1.24 kgでProが1.6 kg
正直、どれもしっくりこないという印象がある。
Airにはまず価格が高いということと、デュアルディスプレイへの対応が懸念点として認識しまっている。
正直、ファンに関してはクロック数の制限がある程度で、1.2kgの恩恵を考えるとしょうがないとは思う。
また新しいデザインのmacbook Airは、側面が斜めのデザインではないため太く感じられてしまった。
対してProは、M1という1つ前の世代にもかかわらず、27万円なのが最大の懸念点。
また、重量も1.6kgと持ち運びしたくない重さである。
そのため、どちらも買いたくないと言った印象がある。
ノートPCに関しては、今年は購入せずに新しいMacbook Airが出てくるのを待つことも検討したい。
Macbook Airのディスプレイ1枚の制限があるのであれば、ウルトラワイドモニターでカバーできないか?
Macbook Airでは、外部ディスプレイが1枚しか出力できない制限がある。
デュアルディスプレイが使用できないのであれば、ウルトラワイドモニターで代用できないか?を検討する。
代表的な公正であるデュアルディスプレイと外部ディスプレイで、作業スペースを検討してみる。
4Kディスプレイ部門
- 4Kモニター:3840×2160
- 4Kデュアル:7680×2160
ウルトラワイド部門
- UWQHD+:3840×1600
- 5K2K:5120×2160
意外なことに、世間一般的には4KモニターといわゆるウルトラワイドモニターのUWQHD+では、4Kモニターの方が解像度が高い事になった。
そのため、4Kモニター < ウルトラワイドモニター5K2K < 4Kデュアルディスプレイが最も作業効率が高い順番となる。
価格的にも4Kモニターが4.5万くらいと考え、ウルトラワイドモニターが約10万と考えると、金額的な大差はない。
メリットをまとめるとこのように考えられる
- 4Kデュアルディスプレイ:解像度と価格が若干安い。ただしMacbook Airでは使えない。
- ウルトラワイド5K2K:表示領域に境目がない。Macbook Airが5Kまで対応しているため、ぎりぎり使える?
正直なかなか微妙である。
個人的な話になるが、エルゴトロンのモニターアームを持っているため、デュアルディスプレイに統一したい。
総合的にまとめると、理想的な構成は存在しないことが明らかであるため、新型モデルの登場や円高による値下げを期待するしか無いだろう。
Macの場合、整備品で購入したいがUSキーボードが存在しないため、Macbook Proにて良い中古があれば前向きに検討し、2023年は購入を控える年にしようと思う。
また、Macbookで20~28万、ディスプレイで10万ほど使うことになるため、おおよそ40万弱用意しなければならいことも覚悟しよう。
はぁ。。。